第78回 IEC東京大会:「革新」と黒に黒を描く挑戦
今回は、2014年11月10日の活動記録から、東京国際フォーラムで開催された経済産業省主催「第78回 IEC東京大会(国際電気標準会議)」のウェルカム・レセプションでの書道パフォーマンスを振り返ります。
電気・電子工学分野の国際標準化を担う権威ある会議のオープニングを飾らせていただいた、責任の大きなお仕事でした。

世界1,500名のゲストへ、日本の技術と美を届ける
IECは、電気・電子工学分野の国際標準化を担う権威ある団体です。
日本の先端技術を世界へアピールするこの場には、海外から約1,000名、国内から約500名、計1,500名もの企業トップや専門家の方々が招致されました。

赤と黒のパネルに込めた、革新と和
ステージには赤いパネル2枚、黒いパネル1枚を用意しました。
赤いパネルには黒い墨で「革新」「飛翔」を力強く揮毫し、技術の進歩と未来への飛躍を表現しました。
そして黒いパネルには、金色の墨で「和」を書き、日本の精神性を象徴させました。
「黒に黒で書く」という新しい挑戦
さらにこの黒いパネルには、もう一つの挑戦を込めました。「日本の最新技術と美の統合」というメッセージを、あえて黒いパネルに黒い墨で書くという試みです。

一見すると闇に溶け込んでしまいますが、照明の光を受けると、墨の艶(つや)と筆跡だけが浮かび上がります。
見えない部分にこそ魂が宿るという日本の美意識と、高度な技術の融合。それを一枚のパネルの上で表現した、静かなるアピールとなりました。
国際会議の場に、書が添えられる意味
最先端技術が世界から集うこの舞台で、書という日本古来の表現が「和」や「革新」を語る。技術と美意識は決して別のものではないと、パネルの前で改めて感じた一日でした。
式典・レセプションでの書道パフォーマンスの記録はPERFORMANCEのページにまとめています。
国際会議・企業イベントでの書道パフォーマンスのご依頼・ご相談は、お問い合わせよりお気軽にどうぞ。

