モデルハウスの空間を彩る「書」のアート。
みなさん、こんにちは!『伝統×革新』をテーマに書を発信する、書道家の矢部澄翔です。
今回は、2012年5月24日の活動記録から、地元・川越の分譲住宅「川越ココロマチ」モデルハウスでの書道アートによる空間コーディネートをご紹介します。
「書」は床の間に飾るもの——そんなイメージを心地よく裏切ってくれた、モダンな住空間との出会いでした。
川越の新しい住まいに、書道アートを飾る
川越ココロマチは、川越駅・川越市駅・本川越駅の3駅から徒歩圏内という好立地に誕生した住宅地です。
そのモデルハウスのインテリアとして、大小さまざまな書作品を提供させていただきました。
モデルハウスは、訪れた方が「これからの暮らし」を思い描く場所。
だからこそ、飾る言葉にも意味が必要だと考えました。

メインに選んだ言葉は「一期一会」
リビングの中心に掲げたのは、「一期一会」の書です。
茶道の精神として知られるこの言葉は、住まいづくりにおいても深い意味を持ちます。
理想の家との巡り会い、そしてそこで紡がれる家族との時間。
その二度とない瞬間を大切にしてほしいという願いを込めて、筆を執りました。
暮らしに溶け込む言霊たち
そのほかにも、空間の用途や雰囲気に合わせて作品を書き分けました。
- 「夢」:未来への希望を語る明るい空間に
- 「舞」:心が躍るような軽やかさをリビングに
- 「凛」:背筋が伸びるような静寂を和室や書斎に
- 「絆」:家族が集うダイニングに温かさを

書道アートが住空間にもたらすもの
モダンなインテリアの中に「書」が一枚あるだけで、空間に物語と品格が生まれます。
字形の美しさだけでなく、言葉の意味が住む人の毎日にそっと寄り添うのが、書道アートならではの魅力です。
この経験は、のちに企業や商業空間へ作品を提供していく活動の、大切な原点のひとつになりました。

作品制作・空間コーディネートの事例はARTWORKSのページにまとめています。
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