10周年記念展「薔薇に恋して」― 墨と花香るサロン。
今回は、2014年5月20日の活動記録から、眞墨(Masumi)書道教室の設立10周年を記念して開催したミニ作品展「薔薇に恋して」を振り返ります。
美術館のような大きな会場ではなく、アトリエを舞台にした小さな展示でしたが、10年という節目を来場者の皆様と分かち合う、心に残るひとときとなりました。

「薔薇」と「書」が響き合う記念作品展
新緑が眩しい季節、アトリエGallery Masumiのローズガーデンが見頃を迎える時期に合わせて、企画展「薔薇に恋して ~in love with rose~」を開催いたしました。
10周年の節目に選んだテーマは「薔薇」です。
凛とした「書」の静寂と、華やかな「薔薇」の情熱。相反するようでいて深く響き合う二つの美を、矢部澄翔の小作品や生徒有志の作品、そして薔薇を写した写真を通して表現しました。

黒い墨と、赤い薔薇の対話
会場に足を運んでくださった方々に楽しんでいただいたのは、「墨の黒」と「薔薇の赤」が織りなすコントラストでした。
庭に咲く生花の鮮やかな彩りを、室内では書作品や写真が静かに受けとめる。禅のような静けさと、花の生命力とが同じ空間で響き合う展示です。

自宅ギャラリーで過ごす、サロンのような時間
本展は形式ばった展覧会ではなく、プライベートな空間でゆったりとアートを味わっていただく「サロン」のようなスタイルで行いました。
告知から展示まで「ゆるりと」準備を進めたのですが、蓋を開ければ遠方からはるばるお越しくださる方も多く、皆様と喜びを分かち合う温かなひとときとなりました。
ご来場のお一人おひとりには、感謝の気持ちを込めて矢部澄翔デザインのオリジナル薔薇カレンダーをお贈りしました。この美しい季節の記憶を、少しでも長く手元に残していただけたらと願っています。

10年という時間を慈しむ、書の展示
遅咲きの薔薇が残る庭でアートと語らい、時の流れを慈しむ。書を続けてきた10年の歩みは、こうして支えてくださった方々との時間の積み重ねそのものだと、あらためて感じた一日でした。
作品や展示の記録はARTWORKSのページにまとめています。
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